清宮幸太郎を最安値でお届け。

今年も残すところ後数日・・・

社会人の人はそろそろ仕事納めを終えて正月休みに入る方もいるのではないでしょうか？

うちは12/28～1/4までお休みです。

まあ12/27と1/5は忘年会と新年会だけなんで仕事なしですけどねｗ

 

そんな時期になるとどこのサイトもブログも１年の総括を行うわけですね。

 

うちも例外なく恒例の総括と行きます。

今年はちょっと早いですが・・・

恐らく今年最後の更新になると思います。

年末年始は新しいフィギュア情報もそんなにでませんし

でたら新年早々にまとめてアップしたいと思います。

threezeroのデナーリスも届いていますが・・・

今年度のレビューが終わっているのと顔が微妙になっているので来年早々にレビュー載せます。

 

まずは恒例の今年を１文字で例えるとです！

本家の方は・・・北だったようです。

 

受賞理由は単純に票数が多かったからなんでしょうが、北朝鮮のミサイル発射や核実験の強行、九州北部豪雨、北海道産のじゃがいもの不作、北海道日本ハムの大谷翔平選手や清宮幸太郎選手、競馬キタサンブラックなどが選ばれた理由として挙げられた。

 

ふむ・・・といったところですがｗ

まあ良しとしましょうｗ

 

ではジェノの個人的に思う1/6フィギュア業界を１文字で表すと・・・

まずここ２年間を振り返りますw

 

2015年は「高」

1/6だけではなくフィギュア業界全体における話ですが中国の人件費高騰や為替による影響で

急激に価格が高騰しました。

このあたりから脱落者が増え始めてきましたよね

 

2016年は「余」

上がりきった価格の影響と商品ラインナップによりホットトイズ離れが急激に進みはじめました。

市民権を得たコレクター物の末路かな～なんて思いますがｗ

 

今年は何になるでしょう？

まずはその前に・・・

今年のフィギュア業界の流れを見ていきましょう！

 

２０１７年の上半期といえばフィギュア業界ではこのフレーズが流行ったことが記憶に新しいと思います。

 

「オモ写」

 

もともとインスタなどで海外では「toyphotography」というタグが付けられていることが多かったのですが、日本用にホットケノービさん が命名したのが始まり（だと思ってますｗ）

 

そんなホットケノービさんの地道な活動がロバートダウニーｊｒさんの目に留まりインスタ？にアップしたことによって世界的に注目を浴びるようになりました。

ご本人も知らないところで世界中で記事になったりと大盛り上がりでしたね。

 

フィギュアユーザーはこぞってそのハッシュタグをつけて自分でオモチャの写真をSNSにアップするようになったのですが・・・

 

それから3か月程度して一部では続いているもののまったくその言葉を見かけなくなりました。

 

流行りというのは流れて行くもので定着するにはかなりの年月とパワーが必要なんだな～と思い知ったところです。

話はそれますが・・・

この流行りというもの①作る人・②見つける人・③広げる人・④成熟させる人がいると思います。

 

まず作る人です。

これはクリエイターなどでものを作る人のことです。

この方々はいかに良い作品を作るかが勝負だと思います。

 

そして次の見つける人。

どんなにクリエイターが良い物を作っても発表されなければ世に広まることはありません。

まずは見てもらってなんぼという世界だと思います。

今でいうところのSNS関係の発信主というところでしょうか？

 

次に広げる人。

この見つけた人の情報を影響力のある人が大規模に広げるという役割です。

今でいう有名人のSNSであったり、メディアといったところでしょうか

影響力の無い人がいくらがんばっても世の中に知られることは難しいですよね…

 

よくこの類で聞かれる話として・・・

 

 

好かれる比率は限界がある、だからまず知ってもらうことが重要

 

という言葉です。

世の中の２割の人は何も言わなくてもその物に対して好感を抱くそうです。

逆に２割の人は無条件で嫌悪感を抱くそうです。

残りの６割はこちらの対応次第というのが昔からの統計学上のお話です。

 

どんな分野でもまず知られないことには始まらない。

 

タレントの誰かが言ってました。

 

アンチは最大のファンだと・・・

 

アンチってその人を批判しているように見えるけど結局ずっとその人のこと考えているわけですよね。

 

批判はないけど反応もないというまったく興味がない人に対しての方が興味を持たせるのがいかに大変か…

 

 

最後に成熟させる人です。

これはわれわれ一般市民です。

 

上記のことを英語でいうと・・・

①クリエイター

②ハンター

③スピーカー

④レクリエイター

 

一般人の口コミというのはメディアで放映するよりも強力なツールになります。

最近ではSNSなどでタグという形でどんどん発信することでその商品をいろんな人に知ってもらえる機会が増えますよね。

実際にイベントなどでもこのタグをつけて発信したらこれあげます！なんていうのをやってたりします

 

それぞれ人一人にはやれることの限界があります。

そのいい例がピコ太郎ですよね

 

彼はクリエイターであり、芸能人ではありますがそこまでの影響力はありませんでした。

ジャスティンビーバーの目に留まり彼の発言力・影響力により一気にピコ太郎は世界的ヒットとなりました。

 

ただそれだけではだめでそのあとも周りの人が動画を撮ったりコスプレしたりすることでどんどん認知度があがっていきました。

 

身近なところで・・・

うちのブログで紹介した記事がメーカーさんの目に止まったようで感謝の連絡をいただきました。

やってる内容がクラウドファンディングという形態というのもあるとは思いますがｗ

 

さて話を戻します。

 

オモ写ブームの終焉が見えかけてきた７月頃・・・

 

そんな中・・・豆魚雷さんがこんな企画をやったのです。

ここでこんなのブチこんでくるのか～っと一人でテンションあがっていましたが・・・

この影響もありフィギュア好きの中では再度オモ写ということの再確認がされたいい企画だったと思います。

実際、主催側の想定を遥かに超える数の応募があったそうで

相当選考は大変だったそうですが・・・

 

１２月の１・２・３で行われた東京コミコンでは魂ネーションズで再度オモ写の配布がありました。

 

そんなオモ写でひときわ気になったのが1/12サイズのクオリティのアップです。

代表的なところでいうとONE12collective　だと思います。

アイアンマンなどのプラパーツ多めのものならホットトイズとそんなに遜色のないクオリティじゃない？って思ってしまいました。。。

ドールハウスショーやＡＫガーデンとといったイベントではサイズ的に1/12サイズのものが合同でイベントをやったりと横のつながりをもってきています。

1/6は基本どこともコラボを行わずにいるんですね～

まあ基本的には企業が個別にイベントする形が多いようですが…

 

では他の話を交えながら本題のところにいきます。

 

今年の一文字です！

 

なぜこの漢字を選んだのか？

第一に1/6業界を牽引しているホットトイズにあります。

 

２年前から金額が高くなりユーザーは離れ、去年は在庫は市場にあふれかえりました。

FBでも日本の市場がクローズアップされ、こんな金額になってるんだぜ！と紹介されていることもありました。

（海外では大量投売りはほとんどされてないですからね・・・）

今年になってアマゾンでの取り扱いが行われなくなり、小売店も余分な仕入れをやめました。

その結果、発売後はオークションに少量流れる程度となり、買い逃したら手に入らないという商品区分に戻りつつあります。

 

ようは業界を引っ張っているホットトイズの方向性が1/6の商品価値を握っているといってもいいと思うんです。

 

ホットトイズが現れる前1/6フィギュアといえばハズブロやサイドショーなどから発売された５０００円程度のものでした。

ミリタリーものは１万円越したものなんていうのもでてましたよね。

実際にＤＩＤなんかは値上げをしないでずっと1万ちょとぐらいで販売続けてますから

 

そんな中ミリタリーフィギュアを展開していたホットトイズが俳優フィギュアを展開はじめたのが2004年頃。世界３００体限定で香港のアーティストとコラボ作品として販売されました。

もしジェームズディーンが生きていたらこんな感じになっているんじゃないか？ってことで発売されたのがこれ。

サイドショウがドラマシリーズや００７を出していた時期だと思います。

それが５０００円～８０００円程度のなか定価２８０００円で販売したんですよね。

めっちゃたけーと思いながらよく知らないけどジェームスディーンってなんか凄そう

当時の中ではできもいいから買おうか・・・ってことで秋葉原で当時仕事帰りに買った覚えがありますｗ

 

それからターミネーターなどのフィギュア受けする作品を2005年から展開しつつエイリアン・プレデター・バットマンと展開続けて商品シリーズの展開が変わったのが２００７年パイレーツオブカリビアの発売ですね。

私この頃フィギュアよりも競馬とかにどっぷりだったのでほとんど買っていませんでしたがｗ

へぇーこういうのも発売するようになったんだーなんて思ってましたｗ

ホットトイズが完全に軌道にのったというか大ヒットをだしたのが2009年のアイアンマンシリーズです。

そこからもう８年もたったんですね・・・

そして新たなクオリティに目覚めたのが２００９年に発売されたゴッドファザー

同時期に発売されたエンターベイとの覇権争いはなかなかのものでしたｗ

うちはエンターベイの方買ったんですよねｗ

しみ表現がエンターベイの方がよかったのでｗ

 

そこからウルヴァリンなど今でもプレミア商品となっているものなども発売されていきました。

そして2011年これから入った人も多いのではないでしょうか？

パイレーツオブカリビアのジャックスパロウのDX版

クオリティはいっきにあがったのを覚えています。

あまりにも数を作りすぎたために価格的には半額で売られたりもしましたがｗ

その影響で普段フィギュアを買わないような人たちも購入したりと新しい層が1/6に入ってきたんですよね。

 

といった形で業界のクオリティアップに貢献しつつ・・・

価格面で高騰させつつ・・・

新しい方向性で新規顧客開拓をし、

販売スケジュールをドンだけ遅れてもいいものを出せばユーザーは許してくれる環境を整えたというホットトイズの功績は凄いものだとおもいます。

 

そんなホットトイズが、

数年前公式だったかわすれましたが、FBで海賊版についてコメントが掲示されました。

うちの商品は売れているので問題ないと・・・

このコメントを見たときフジテレビの見たくなきゃ見なきゃいい発言とかぶる思いをしました。

個人でやっているものならまだしも多くの社員を抱えたテレビ業界のドンだった当時のフジテレビが見たいものやってないならうちのテレビみなきゃいいんだよ！と・・・

それからあっという間に視聴率○冠なんてものから遠ざかり

振り返ればテレビ東京といわれていたテレビ東京にも抜かされ最下位になってますよね

 

衰退は驕りと怠慢とはよくいいますが、ほんとフジテレビの墜落劇は恐ろしいものがありました。

 

それから１・２年後

ホットトイズがマーベル（ディズニー）から表彰されたこともあり商品展開にかなりの偏りが発生したことと、商品自体の高騰・自宅保管の飽和・コピー品のクオリティの高さになどがあり販売数の低下が起こりました。

 

 

ホットトイズも無視できない状態になっていき積極的にコピー商品の淘汰に動きました。

発見したら教えてくれ！と。

結局いたちごっこでebayでコピー品が売られている始末ですからね・・・

 

そんないたちごっこをしながらもうひとつの問題

投売り問題にも着手したわけですね。

これは正式にどこがやったのかはわかりません。

ただホットトイズの日本売り上げが確実に落ちたことは明白で、小売店側も在庫抱えないようにハラハラしていたという情報も聞いています。

年に数回のセールがアマゾンでは常時半額で売られていたり・・・

 

去年のブリスターの投売りセールは衝撃的でしたよね

もうホットトイズとは縁切ります！的な価格でのセール・・・

正月の福袋も２体入ってる人もいたりと・・・うむ

 

そんなこともあってアマゾンは撤退。小売店も早期予約締め切りを行い余分な在庫を持たない状況に変えました。

 

そんな状況もあってか、今年に入っては限定商品は中国向けのものが早かったり多かったりしていますしね。

ホットトイズの最重要なお客さんは中国へとシフトされたわけです。

 

業界のトップの方針に倣えというのはどこの業界でも同じことだと思います。

 

版権を取らない無版権メーカーや独自のオリジナル商品で展開するメーカーなどもホットトイズと一緒に金額はあがり全体的に２万円を超えるものが多くなっています。

ただ製作が追いつかないので販売数はそんなに多くはできません。

そのためホットトイズよりもプレミアがつくものなんかもでたりします。

 

そんな無版権も先日著作権の問題で発売が中止となることが発生しました。

 

話はかなり前に戻りますが・・・

ホットトイズの方向性が1/6の商品価値を握っているということです。

 

1/6といえばリカちゃん人形やＧＩＪのようなものが昔から売られてきました。

それはあくまでアクションフィギュアなんですよね。

アクションフィギュア遊んで何ぼ、いくら同じものが増えようが、安ければ特に文句はいわれません。

ただホットトイズのような金額になるとコレクターズアイテムにってくると思います。

コレクターズアイテムには希少性が求められるわけで、アマゾンで常に半額で扱われるようなメーカーはアクションフィギュアとしか思えないわけです。

アクションフィギュアに３万も払いますか？という話になってくるわけですね。

さらに言えばコレクションでも高額の部類に入るスタチュー

その部類に金額的には参入しているホットトイズ

可動が武器とは言え商品によっては衣装の影響で思ったようなポーズをとることができないことが多いです。

だいたいの方はわかると思いますが、普通フィギュアって棚にいれたらそのまま放置ですよね？

ポーズをつけたまま放置する衣装が劣化したら関節が・・・

そう考えるとスタチューでいいじゃんっていう方も実際多くいます

ただスタチューとホットトイズの品質を比べるとスタチューは大きいだけあってというかやっぱり塗装がいまいちなんですよね・・・

クリーチャー系やロボット・全身タイツ系なんかはいいと思いますが、やはり俳優となると…

のっぺりなんですよね・・・

大きさも

1/12だとまだ塗装が…

1/3はよーく見ると塗装が・・・

 

そんな理由でわたくしは1/6最強論をだしているわけです。

 

なのでホットトイズが1/6のジャンルをどの方向性に持っていくのかというのを個人的に注目しているので今年の漢字に選ばせていただきました。

 

簡単にいうとリブートの再ですね。

この影響により、他のメーカーもおそらく動きが変わってくると思います。

まあ経営上余分につくってはいないでしょうからそこまで変わることもないとは思いますがｗ

そのあたりを来年は注目していくと面白いのではないか？といったところで今年の一文字を終わりにしようと思います。

 

次回は元日更新です。

来年の抱負について書かせていただきます。

よかったら見てください。

 

今年一年お付き合いいただきありがとうございました！