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①の続きです。
ここからAとBに分かれるセトリ。
わたくしが行った回はBパターンでした。
『I WISH』、『LOVEマシーン』、『ザ☆ピ~ス』、『恋愛レボリューション21』、すべてアプデ版です。
I WISHの冒頭、元はどぅーのパートだった部分をまーちゃんが担当。
そこで、まーちゃん歌も上手くなったなぁとこれまたしみじみしたり。
ちょっと前までは、すごく勢いがあって良いんだけどちょいちょい雑というか粗削りになってしまうのがもったいないなと思ってましたが、いまやその辺も改善されて、安定した歌声を聴かせてくれます。
ちゃんと抑えるところは抑える。丁寧に歌う。
フクちゃんや小田ちゃんと共に、安心して歌を任せられるメンバーですね。
そうそうフクちゃんの歌声も相変わらず素晴らしい。
いまのフクちゃんは歌に気迫を感じると言いますか、魂で歌ってる感じがすごい。
リーダーに相応しい堂々たる歌いっぷりで、その歌声を聴くたびに「ついて行きます!」という気持ちにさせられます。
そしてもちろん小田ちゃんの圧倒的な歌唱。
“歌で場を支配する力”が物凄い。でも実は歌だけでなく、表情やオーラ、ダンスでもその力は発揮されてるんですよね。
いまは他のメンバーも急成長しているから以前ほど「頭抜けて」という感じではありませんが、それでもこの人は圧倒的だと思わせるパワーは健在どころか日に日に増している。
小田さくらは凄いよ、ホント。凄いとしか言いようがない。
そんな凄い小田さんと、えりぽんあゆみんの3人でのMC。
MCとはいえ、今回はトークというよりダンスでしたね。ダンスとコント。
「踊ってみろ!」という企画で、突然流れた曲のダンスを踊ってみる。
まずは研修生の『彼女になりたい』が流れ、完璧に踊り出す3人。
いや、石田さんだけちょっと怪しい。他の2人をチラチラ窺いながら踊ります。
そして実は研修生のときギリギリでこの曲に参加していた(レコーディングと振り入れもした)という小田さん。完璧です。
しかしそれ以上に完璧に、というかバキバキに踊るのが生田さん。
水を得た魚のように生き生きと、120%くらいの力で踊ってましたよね。成人女性があんな全力で『彼女になりたい』を踊る姿を初めて見ました。
本人曰く、「ハロコンで見てたおかげ」とのこと。
続いて、ビヨンセの例の曲が流れます。
個人的にはビヨンセより渡辺直美さんの印象が強くてビヨンセに申し訳ないんですが、あの腰を振るダンスをこれまた全力でやる3人。
しかしそれ以外の部分がよくわからない(であろう)あゆみんが離脱し、解説役(?)に回ります。
ステージのど真ん中でビヨンセになりきる小田氏。
「ビヨンセのファンの方ってライブ中に失神したりするらしいじゃないですかー?」などと言いながら小田氏にレスをもらって「キャー!」と失神してみせるあゆみん。
それを後ろで窺っていた生田さんが小田氏を押しのけて登場し、すかさずあゆみんが「ご本人登場!?」と言ってものまね王座決定戦という設定を作り上げ、小田氏もそれに乗っかりビヨンセ(本物じゃないけど本物)に握手を求めて感激。見事ステージの真ん中でビヨンセを踊る生田さんに続こうとあゆみんも踊りながら登場したところで音楽が消えてスベるあゆみん。しかしなおも踊り続け「終わった終わった」とツッコむ小田氏。
そんなコントが繰り広げられました。
いやぁおもしろかった。
あれはぜひ映像で見てほしいけど、ビヨンセの部分は権利の関係上Dマガに入らない可能性もあるのが残念。
音なしでもいいから収録してほしいな。
小田ちゃんはもちろん。かつてはスベリーズなんて言われた2人が、あんなにおもしろいアドリブダンスコントを披露したという成長の記録としてもぜひ。
そんなコントのあとで真面目に『雨の降らない星では愛せないだろう?』を歌うのはなかなかハードルが高そうw
しかし2010年のモーニング娘。がこの会場で披露した曲(したよね?)を、2018年のいま、まったく違うメンバーでこうして歌っていることが感慨深いではありませんか。
大サビを歌い終えてアウトロに入る直前の、あの一瞬の静寂。
あれだけ大勢の人がいる空間であんな綺麗な静寂を作り上げることができるのも音楽の力なのかな、なんて逆説的なことを考えてみたり。
ここからのメドレーは、モーニング娘。カフェでとったアンケート「あなたにとって盛り上がる曲は?」の上位5曲で構成されているらしい。
メドレーの最初にチェルが早口の英語でそれらしいことを言ってましたが、もちろんほとんど聞き取れません。でもカッコいい。
チェル!今回チェルは髪の毛を全部下ろしてストレートヘアーだったんだけど、それがすごく可愛かった。エロ可愛かった。
特にここからは衣装の布面積も少なくなって、野中チェルシー美希さんの隠れた美脚が神々しい。
ソロパートも結構もらってるし、どぅーのパートを引き継いでる部分も多い。
良かった。すごく良かったよチェル。
個人的に今回のMVPでした。
そんなチェルに負けず劣らずエロシーなのがまーちゃんで、あの子もまたとんでもない表現者に成長してますね。
ビジョンに映るカメラの使い方よ。
妖艶に微笑みながら指先で挑発したり、唇に指をあてて「シー」とかやってみたり、客をてのひらで転がす転がす。
やばいよねあれ。なんなのあれ。惚れるわ。イケメンとかいうレベルじゃないぞ。
ぜひ体感してほしい。
優樹様にもてあそばれるあの感覚を。
カッコいいといえば、かえでぃーもカッコよかったな。
たぶんカッコよくしてるつもりはないんだろうけど、ふとした瞬間の表情にハッとさせられる。
女性ファンがたくさんいるのもわかる。あれもイケメンキャラというよりは、女性としてのクールな魅力のひとつなんでしょうね。(でもシャニムニやレモン色のときは可愛かった)
はーちんはビジュアルが極まってる。
見てるだけで楽しいです。美しい。可愛い。ああ可愛い。
Aパターンのあの曲で、誰もが驚いたという素晴らしいソロパートが聴けるらしいんですけどね。残念ながら今回はB。
それが聴けなかったのが心残りです。それでも、明らかに以前より上手くなったのは感じましたよ。
よこやんのスーパースマイルには本当に癒される。
だけどシリアスな表情もまた魅力的で、この子も見てるだけで楽しいメンバーです。
これひとりひとり書いていったら長くなってしょうがないので割愛しますが、サブリーダーズの成長も見どころ。
いまさら成長というのもアレなんですが、加入当初のおぼつかなさを知ってる身としては、何回見ても「成長したなぁー!(泣)」という気持ちになっちゃう。
歌もダンスも本当に良くなった。もうなんの心配もせずに楽しめる。
どうでもいいけど、飯窪さんの前髪がセンター分けでした。
ちなみにこのメドレーは『One・Two・Three(アプデ)』、『泡沫サタデーナイト』、ダンスパフォーマンス、『わがまま 気のまま 愛のジョーク』、『みかん』、『What is LOVE?』。
改めて解説する必要のない曲たちですね。
強いて言うなら、みかんは間奏も聴かせてほしかった。でもこの曲好きすぎる。WiLのネセサリー、チェルの発音良すぎ。ダンスパフォーマンスはその目でご覧ください。
その後の軽いMCでは、あゆみんが「小田がドヤ顔するたびにビヨンセに見える」と言い、カメラに向かってビヨンセアピールをする小田ちゃん。それを見て「手ぇちっちゃい」と言うまーちゃん。「それ気にしてるんだからやめろー?」と小田ちゃん。
そこからまたBパターンセトリで、『TIKI BUN』、『ナルシスかまってやん協奏曲第5番』、『君の代わりは居やしない』。
このTIKI BUN、サビの振り付けが変わっていて、どうやら元々はこっちが先に出来上がっていたらしいです。
つんく♂さんがこれを見て何か違うと感じ、あの肩組みの振りになったんですってね。
まぁ確かに、どっちが良いかと聞かれると変更後のほうが良い気がするけど、もうあっちが染みついてるからそう感じるだけかもしれない。変更前のも嫌いじゃない。
ラストは『ジェラシージェラシー』。
ラップパートになるとメンバーがフードをかぶります。はい。
アンコール明け、3人のメンバーが挨拶し、ラストもまたパターンによって異なりますが、Bは『ブラボー!』でした。
冒頭がバラードになってるライブ仕様のブラボーね。
この曲好きだけど、アンコールで多用しすぎではw
「さあ手を繋ぎ」のところでえりぽんとまりあちゃんが手を繋いで、まりあちゃんが満面の笑みをしつこいくらいえりぽんに向けていて「わかったわかったw」みたいに苦笑しつつも嬉しそうだったえりぽんのやりとりが微笑ましかったです。ひょっとしてここは天国で、あの子たちは天使なのかしらと思いました。
そんな感じで、あっというまの2時間弱でした。
いまのモーニング娘。’18は、すごくおもしろい。
プラチナ期とはまた少し違った方向性で、他に類を見ないパフォーマンス集団になっているんじゃないだろうか。
あれだけの人数が、あんなに統率の取れたレベルの高いパフォーマンスを見せられるのはたいしたものですよ。
芸歴だってそれぞれ違うのに、よくまぁあんなにひとつの形にまとまってること。
それでいてひとりひとりの個性もちゃんとあって、矛盾する要素をバランスよく会得しているなと感嘆します。
個性と集団性が、50:50ではなく、100:100くらいの割合で存在している。
どちらにかけてもフルパワーなんですよ。
そこがいまのメンバーの凄いところですね。
単なるスキル主義ではない、総合的なエンターテインメントとして素晴らしい。
みんな(ファンじゃなくても)一度は観たほうがいいよ。
というわけで、セトリに関して少し言いたいこともあるんだけどそれはまた今度にしておきましょう。
とにかく楽しかった。
最初に「つんくの曲を聴きに娘。のライブに来てるのかも」と書きましたが、それもひとつの真実ではあって、だけど最後にはやっぱり「モーニング娘。のパフォーマンスを観に来てよかった!」と心から思えるので、要するにつんくとモーニング娘。は最高ということですね。
千秋楽の前にもう一回くらい行きたいなー!
でもチケットがないなー!(泣)
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