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ペドロ＆カプリシャス悪魔が恐れる男がいた。

　We held “Bonenkai” of our department last night. We ate “Buta shabu” and drank some alcoholic. “Bonenkai” is one of Japanese business custom. It usually hold at the last of year. We drink and eat a lot to forget our good or bad things.

　真梨子さんのデイナージョー、食事のメインは牛肉のローストです。良くまあ、こんなに薄く切ったなと思うほど薄いローストビーフですが、味は悪くありません。今回は、パンをたくさん頂きました。そのせいか結構、満腹ではあります。最後にデザートはアイスクリームのバニラと何やら杏仁豆腐みたいなヨーグルトのような・・・。お品書きがあったのですが、テーブルに放置して帰宅したので詳しいことは不詳です。

　真梨子さんのステージですが、ヒット曲中心の構成でした。「ジョニィへの伝言」「五番街のマリーへ」「.桃色吐息」「はがゆい唇」「ごめんね・・・」そして、アンコールでは「別れの朝」を披露してくれました。

　ちなみに「別れの朝」は真梨子さんの持ち歌ではありません。それで過去には「私の歌じゃない」とリクエストがあっても歌唱を躊躇う真梨子さんでしたが、昨今はそれも吹っ切れたようにバラードの女王らしい「別れの朝」を聞かせてくれます。

　「別れの朝」はペドロ＆カプリシャスのデビュー曲です。初代女性ボーカル前野曜子で大ヒットし、カプリシャスを一躍スターダムに押し上げました。しかし、前野は我がまま放題で様々なスキャンダルの挙句、グループを去ります。その後釜に白羽の矢が立ったのが真梨子さんでした。ペドロさんやヘンリーさんの懇願で真梨子さんは重い腰を上げて2度目の上京を果たします。当初は一年限りの約束でしたが、「ジョニィへの伝言」のヒットで「帰れないな」と東京で歌手活動を続けるに至ります。現在の真梨子さんがあるのはペドロさんの大きな功績と感謝しなければなりません。現在もカプリシャスを率いて活動を続けるペドロさんには脱帽です。

　真梨子さんのステージは都合1時間くらいです。通常のコンサートの前半だけといった感じでしょうか。他に披露された作品は「Silent Love」「フレンズ」「OLD TIME JAZZ」「ありがとう」だったでしょうか。

　「ありがとう」は聴くほどに味わいのある良い作品だと思います。「ありがとう」は真梨子さんの記念すべき30枚目のオリジナルアルバム「soiree」に収録されています。作詞は真梨子さんと茂村泰彦さん。作曲も茂村さんで編曲は十川ともじさんです。茂村さんは、現在も第一線のライブ活動等で活躍するミュージシャンです。真梨子さんには、「バイバイ」「オレンジ」「not so bad」等「ありがとう」含めて5曲を提供しています。

　「ありがとう」には真梨子さんには珍しく振りがついています。♪我慢してくれて　ありがとう・・・といったフレーズで真梨子さんは左手を高く上げてウェーブします。会場はもちろんスタンデイングで真梨子さんのウェーブに応えると云うのはコンサートでの印象ですが、流石にデイナーコンサートではあまり立ち上がる客はありません。しかし、何名かの男女は立ち上がって応援している向きもありました。